知りたい!リノベーションのコト

リノベは成功事例だけではない?

リノベは成功事例だけではない?

リノベは成功事例だけではない? 古民家や中古マンションを安く買ってうまくリノベーションをすると、クラシックモダンに生まれ変わらせることができます。雑誌やテレビなど多くのメディアでも取り上げられ、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。ただ成功事例だけに目が行きがちで、失敗事例もあることを理解しておくことは大切です。

リノベーションで起こりがちな失敗は、まず予想外に予算がかかってしまったと言うものがあります。あれもこれもと加えていくうちにどんどん費用が嵩んでいったり、いざ工事をしようとしたら配管や下地が劣化しており大きな修繕が必要となったなど、古い物件ならではのアクシデントが起こりえます。

二つ目に、将来売りに出すつもりでリノベーションを行ったのになかなか売れないという失敗です。また、元々古い物件であり、年数を重ねるごとにさらに価値が下がってしまい、売却しようと思ったら全く採算が合わないということになっていたということもよくあることです。

リノベーションをした後に失敗に気がつく事例

リノベーションをした後に失敗に気がつく事例 リノベーションをしたら今までよりも住心地が良くなるはずなのに、失敗してしまうことがあります。事例をあげるならば、洗濯室からベランダに行くのに、台所やリビングを経由しなければいけない構造になっていると、日頃の家事をするのにストレスを感じやすいです。他にも、死角が多くて他のことをしながらの子育てがしにくいなどの悩みが出てくることもあります。

実際に住んでみたときにどうやって人が動くのか、住んでいる人からどういうふうに室内が見えるのかといったことをよく考えないでリノベーションをしてしまうと、そういう結果になってしまいます。間取りだけを見て便利になると思っていると、そういうことが起きやすいので、業者にCGを使った3Dシミュレーションをつくってもらい、工事をする前にリノベーションをすればどうなるのかを確認しましょう。そうすればより現実に近いイメージが見えるので問題点があきらかになります。動線の無駄や死角などがあれば、計画の変更をしてもらえばそんな失敗を回避できます。